花粉の飛散シーズンを少しでも楽に乗り切るために、花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意が大切です。
油断は大敵。症状を軽くするために、がんばりましょう。
花粉症対策! セルフケア(花粉の除去と回避)
セルフケアのポイント
なるべく花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意が大切です。油断は大敵。症状を軽くするために、がんばりましょう。
☆花粉症情報をチェック
テレビやインターネットで気象情報・花粉情報を入手しましょう。
花粉症情報の要注意日
1) 天気:晴れまたは曇り
2) 最高気温が高い
3) 湿度が低い
4) やや強い南風が吹き、その後北風に変化したとき
5) 前日が雨
以上から、前日または当日の未明まで雨で、その後天気が急に回復して晴れ、南風が吹いて気温が高くなる日が要注意日となる。(日本気象協会作成)
☆外出を控えめに
花粉の飛散の多い日は特に注意が必要。1日のうち飛散の多い時間帯(午後1時〜3時頃《注:地域によって差があります》)の外出もなるべく控えましょう
☆ドア・窓を閉める
こまめに花粉の侵入を防ぐことも大切なポイント。気をつけましょう。
☆外出したら、洗顔やうがいを
体に付いた花粉はきちんと洗い流しましょう。毎日の習慣として心がけましょう。
☆洗濯物、布団にも注意を
花粉が付着し、寝ている間の症状悪化につながることがあります。外に干した洗濯物や布団は花粉をよく落として。
☆掃除はこまめに
室内にもかなりの花粉が侵入。きれいな室内はダニアレルギー対策にもなります。
☆外出時は完全防備
帽子・メガネ・マスク・マフラーを身につけて。コートもツルツルした素材を選びましょう。
☆玄関でシャットアウト
衣服・ペットなどについた花粉は玄関でシャットアウト。なるべく室内に持ち込まない工夫と努力を。
もはや国民病といわれている花粉症ですが、セルフケアもきちんと行い、症状を緩和しましょう。積極的に自分でできることに取り組み、つらいシーズンを乗り切りましょう。
花粉症対策! 症状を軽くしよう!
くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・涙目・・・。つらい季節を少しでも快適に乗り切るためには、飛散時期に応じた早めの対処が必要です。
花粉症治療の中心になるのは薬物療法(主な治療薬)で、使用する時期や症状に応じて「初期療法」 「導入療法」 「維持療法」が行われます。
『初期療法』で楽に乗り切りましょう。
花粉症の治療では、花粉の飛び始める2週間くらい前から症状を抑える薬(抗アレルギー薬)の服用を始め、シーズン中も継続するとより高い効果が期待できるといわれています。
これが「初期療法」のメリットです。
花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなります。
しかし、軽いうちに薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができます。
とくに、毎年の症状が中等症以上になる方で、楽にシーズンを乗り切りたいと考えている方にお勧めです。
初期療法のメリット
症状の出現を遅らせることができます
飛散量の多い時期の症状を軽くできます
併用する薬の量や使用回数を少なくできます
効果的な薬の服用
初期療法には、主に第二世代抗ヒスタミン薬などの抗アレルギー薬が用いられます。症状が重い場合には点鼻薬などが併用されます。
効果の高い第二世代抗ヒスタミン薬を用いれば、併用薬の量、期間を少なくする効果が期待できます。
花粉症対策!症状をやわらげましょう!
効果的な薬の服用
『導入療法』で強い症状をやわらげましょう。
症状が強くなってしまってから始める治療です。経口ステロイド薬の一時的(一週間以内)な服用や、局所ステロイド薬(点鼻薬)なども必要となります。
『維持療法』で症状が軽くなっても薬の服用は続けましょう。
初期療法や導入療法で症状が抑えられた状態を保つための治療です。第二世代抗ヒスタミン薬や、症状が重い場合には局所ステロイド薬(点鼻薬)を使います。
花粉の飛散中は治療の継続をお勧めします。
治療はお早めに!
きちんとくすりを飲みつづけましょう
おもな治療薬
花粉症に効く薬は、時期と症状によって異なります。毎年の症状の出方、治療の希望、現在の症状をしっかり把握し、先生と一緒に自分にあった治療薬をみつけましょう。
花粉症のくすりの種類
くすりの名前 使われる時期・症状 効果が現れるまでの時間
遊離抑制薬 初期・症状の弱いとき 2週間
抗ヒスタミン薬 第一世代:10〜20分
くしゃみ・鼻みず型
(抗アレルギー薬) 第二世代:1〜2日
血管収縮薬 鼻づまり型 数分
局所ステロイド薬 症状の強いとき 1〜3日